貫き、託した思いと願い。

てな訳で、今週の「リリカルなのはStrikerS」、もう2回見た。
実際には最終回を見てみないと分からないけど、やっぱりいろんな意味で「リリカルなのはStrikerS」、いや「リリカルなのは」シリーズの集大成とも言える回だったかなぁとヲイラは思ったりする。
それは、なのははもちろんのことフェイトやはやて、ヴォルケンズをはじめとする今までのヒロイン達だけではなく、この作品のテーマに根底にある、「思いを守り、貫き、託すことの難しさと厳しさ、そしてそのために求められる心の強さ」を機動六課のメンバーも含め他のキャラクターがどんな形にせよそれぞれの形で見守ることが出来たからだと思う。
スカリエッティみたいなのはともかくとして、人の命*1には限りがある。だからこそ人は自らが描いた思いと願いを貫き続け、自らの力で叶わぬ時には誰かにそれを託し、託されたものは自らの思い、願いと共に託された思いと願いを紡いでいく。そうすることで人はたとえ自らは彼岸の彼方にあろうとも自らの思いと願いを叶えていく。現実の例としてあまりに有名なのはアポロ11号の月面着陸*2や今は「新幹線」という名前で日本中を駆けめぐる「弾丸列車」計画であろう。これらの計画は当初「途方もない計画」として時に世間から否定され、時に識者からの嘲笑をあびた。だが、貫き通した思いと願いは未来を夢見る次の世代に託され、やがて現実となって花開いた。
思いや願いを貫くこと。そしてそれを託し、受け止めること。それが「人」としての「強さ」であり、その「強さ」を保つが故に人は紆余曲折はあったにせよ連綿として歴史を紡いでいったのであるとヲイラは思う。
ま、こんな当たり前でウザイ話はおいといて、本題であるもっとウザイ話(苦笑)をグダグダと書いていこうと思う。読むのやめるなら今のうちだぞ?

*1:ヴォルケンズは本当は人ではないのだけれどここでは「人」として扱ってます。「人」として生きる条件も揃い始めているし

*2:これに関しては「嘘っぱち説」を唱える人もいるけど、ヲイラは現実の出来事として信じているクチでです。念のため