手順その5:ブート情報の修正

さて、Cドライブにブートフラグもつけたし、これでいよいよ・・・でもない(苦笑)。
知っている人には釈迦に念仏だがHDDからOSを立ち上げるにはMBR(マスタブートレコード)やブートセクタを読み込む必要があるのだが、今回は新しいHDDにシステム領域を引っ越しさせたのでその辺の情報がおかしくなっているのだ。このまま起動しようとするとエラーメッセージが表示されて起動しない。
と、いうわけでこいつらを修正する必要がある訳だ。
再びOSのインストールCDにお出ましねがってインストールCDからPCを起動する。

  • セットアップ開始画面が表示されたら「F10」キーを押してWindows回復コンソールを起動する。この時、Administratorのパスワードを訊ねられるのでAdministratorにパスワードをかけている人(それが普通だと思うが・・・)はパスワードを入力する。もしパスワードを忘れてしまっていたら・・・そこで試合終了ですよ(ぉ
  • Windows回復コンソールが起動したら、まずは「chkdsk c: /r」と入力してディスクのチェックを行う。これはディスクの状態を徹底的にチェックするので容量がでかいとものすごく時間がかかる。覚悟しておこう。とにかく待つべし。
  • chkdskが終わったら「fixboot」と入力してブートセクタを修正する。途中で「ブートセクタを書き換えてええか?」的なメッセージが表示はずなので迷わず「y」と入力する。
  • 次に「fixmbr」と入力してMBRを修正する。ここでもやっぱり確認メッセージが出るので迷わず行けよ。行けばわかるさ。「y」と入力する。

これでブート情報の修正は終わり。ここでインストールCDを取り出していきなりPCを再起動しても良いのだが、とりあえずシャットダウンする。後は神に祈れ。