手順その6:祈れ。祈るのだ。

さて、これでさしあたって必要な作業は終わった。PCを再起動する。
ただし、今回は新しいHDDにシステム領域を移したので、スワップ情報とかその辺りの情報が旧HDDと異なるため、普通に再起動するとエラーの嵐で下手をすると元の木阿弥になりかねない。
そこで最初はセーフモードで起動してその辺を修正する必要がある。
まぁまずはとにかく起動時にエラーが出ないかどうかが重要だ。祈れ。祈りつつPCを再起動する。

  • HDDがゴロゴロと音を立て始めたら「F8」キーを押せ。押して押して押しまくる・・・と変なことになりそうなのでその辺は適度にということで。
  • しばらくしてWindowsの起動選択メニュー画面が表示されたら、まず第1ステップは無事クリアだ。ほっと胸をなで下ろして良い。
  • 起動選択メニュー画面で「セーフモード」を選択して起動する。セーフモードで起動が引き続き行われ、見たことある人は見たことがある「このコンピュータはセーフモードで起動している・・・」とかなんとかみたいなメッセージが表示される。迷わず「OK」をクリックだ。
  • しばらくするとセーフモードながらもデスクトップ画面が表示され、取り立てて致命的なエラーメッセージが表示されなければ第2ステップはクリアだ。ここまでくれば後少し。ちょっと安心しつつそのままシャットダウンする。
  • そしていよいよ通常起動でPCを立ち上げる。またしても祈れ。祈るのだ。
  • Windowsの起動画面が表示された後、今まで見慣れたデスクトップ画面が表示され、特に原因が分からなそうなエラーメッセージが表示されなければ引っ越しは成功のうちに完了だ!バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!\(≧▽≦)/

・・・というわけで長かったがここまでがシステム領域引っ越しの手順である。
時間的にはとにかく新HDDがシステム領域に100GBも割り当てたため、chkdskで狂ったように時間を取られてハードの入れ替えも含めて大体3時間くらいというところだろうか。
それでもOSのインストールCDとフリーで使えるソフトだけを使って、3時間くらいでシステム領域が丸ごと引っ越しできるというのは本当にいい時代になったものだと思う。各ソフトの作者の皆様には感謝だ。

さ、風呂入ってぐっすり寝たら明日はアキバへ行こう。足取り軽く。