手順その2:新HDDのパーティション作成

さて、バックアップが完了したら旧HDDはひとまずお役御免だ。PCの電源を落としてHDDを新しいのに付け替えよう。
新しいHDDをつけて、少なくともBIOS上で新HDDが認識できているようなら準備は完了だ。今度はOSのインストールCDを入れてPCを立ち上げる。
ここで「げげ、やっぱりOSのクリーンインストールはやらねばならんのかorz」とか思った人はまぁ落ち着くがよろし。とりあえずOSのインストール開始画面が表示されるまでしばし待とう。
OSのインストール開始画面が出たら以下の手順で作業を進める。

  • 通常の手順でOSのインストール先選択画面まで進む。
  • OSのインストール先選択画面には現在のパーティション状態が表示されているはずだ。ここでは普通にパーティション作成を行う。今回は前述した通り
    • C:100GB
    • D:残り全部

の構成でパーティションを作成する。パーティション作成手順については割愛する。

本当なら後述するGPartedでもパーティションは作成できるはずなのだが、リストア時に作成したパーティションを認識してなかったので安全のためにOSのインストールCDでパーティションを作成した。
ちなみに後で解ったことだが、「GParted」でパーティションを作成する場合は拡張パーティションを作成したらそのパーティションに「LBA」のフラグをたてないといけないようだ。もっともホントにそれでうまくいくかどうかはわからないのでこの辺は今後の研究課題ということで。(2007/5/20追記:もう忘れてる人もいるかもしれないけど137GBを超えるHDDの場合、137GBを超える領域にパーティションを設定する場合は該当するパーティションに「LBA」のチェックがいるようです。あと、GPartdでパーティション作成をすると後述するchkdskの実行時にエラーではじかれるのでインストールCDでパーティション作成をした方が無難みたいです)それでは続き。