すっかり忘れてたけど。

この日記書き始めてから4年経つのね。すっかり忘れてたわ。
で、4年経った今、ヲイラはどうしているかというとすっかり投げやりです。
なんかもうどうでもいいやって感じかなぁ。
あぁ、相変わらずですがサンクリには行ってきました。例の個人情報流出事件が起きてやれこれが最後のサンクリだとか抗議のデモをするとかなんかいろいろ話が飛んでたけど、始まってみれば人は少なめかなとは思ったけど普通のサンクリではあったかなと。ここも東方系の進出で、今までならアニメやコミック方面の二次創作系や男性向け創作(ぶっちゃけエロ本だな)のスペースだったDホールの半分くらいが東方系を中心とした同人原作作品(ひぐらしとかうみねことかFate以前のTYPE-MOON作品とか)で占められてたのがちょっと変わってたけど。あと、予想はしてたけど今回の事件に抗議の意を表すため欠席してたサークルもちらほら見かけた。
まぁ、確かに事務局はやっちゃなんねーことをやってしまったのは事実だし、その後の対応もどうにもサークルや普段サンクリに参加している一般参加者から見えづらくなっているのはいかんともしがたいのはヲイラも同感ではある。現にこの事件の二次被害が起きているという話もあちこちで聞いてはいる。とはいえ、実際に二次災害に遭遇したというのならともかく、単純に憤激に駆られてボイコットというのもいささか大人げない行動ではなかろうかと思うのはヲイラだけだろうか。そら会場での二次被害を恐れて緊急避難としての欠席ならばヲイラもその心情は理解できるし、そもそもどんな理由で参加・不参加を決めるのも本人次第だからそら仕方がないやねとは思う。が、前言を翻るようでちと矛盾があるのは承知の上だが、わざわざ「抗議のために欠席」などと札を立ててアピールしに来るくらいならはじめから物言わず黙って欠席した方が事務局にとってはダメージがでかいだろう。本人は事務局めざまぁみろとか胸すくような思いをしているのかもしれないが、正直ヲイラ的には単にサークル主宰者の思慮の浅さをわざわざ参加者にアピールしているようなものでみっともないことこの上ないと思う。
参加者の中にはそのサークルの頒布物を楽しみにしていた人もいただろうし、あるいは挨拶なり交流を深めようと思った人もいたであろう。そういう人達がいるであろうことは容易に想像がつくであろうし、そういった人達には今回の事件に対する罪や罰、あるいは何かの不利益を被る理由は何もないはずだ。それが主宰者の思慮の浅さのためにそれなりの数の参加者をがっかりさせたであろうし、またもしかしたら参加していたらあり得たかもしれない数々の出会いを自ら葬り去ってしまったのである。何と情けなく、かつ、勿体ないことだとヲイラは思う。
もちろん、こういう行動に出るサークルが現れる原因を作ってしまった事務局にはくどいようだが猛省を促すところであるし、サークル側の心情もわからんではないのだ。だが、一時の憤激に駆られた行動というのは往々にして思慮が浅く、結果的には誰の得にもならないものだ。今回のサンクリでわざわざ抗議のアピールをしてまで欠席表明をしたサークルには、それが結果として何をもたらしたか、果たしてその行動を誰が歓迎したかをよく考えて欲しいと思う。そしてそれが一時の憤激でないというのなら仮にサンクリが再開されたらすました顔をしてのこのこ参加するなどという
「恥の上塗り」のような行動をせず、未来永劫サンクリには参加しないことだ。それが事務局に対するある種の「義理立て」であるとヲイラは思う。そこまで出来たら立派なものである。
まぁ、人のことはどうでもいいからこの辺にしておく。ヲイラ自身は今回体調がいまいちで現地到着予定の時刻より1時間くらい遅れて現地に到着したり、相変わらず開場してからBホールで1時間半くらい使ってたりしてたけど、今回は一緒に(つーか先に到着してた)けんにぃに助けてもらってまぁオフセット本は大体買えたかなと。コピー本に関しては開場後30分が勝負だからまぁこの辺は無理だし。
で、その後の反省会とかの話を聞くとどうも4月はもちろんのこと6月もサンクリの開催はないようで、そもそも4月分の会場キャンセルとかその辺の絡みもあるのか資金的にも早期の開催はかなり厳しい感じではあるらしい。おそらく関係各方面への対処は夏が明けるくらいまでにはある程度のけじめはつくと思うし、事務局としても再開の意向は強いようだし、このご時世の事もあってか会場を貸しているサンシャインシティもイベントの存続については協力的らしいが、何分にも無い袖は振れぬだろうしいくらなんでも会場側だってタダでイベントを開催させるほど人情に厚いとは思えない。サンクリの開催スケジュールは6月を過ぎると今度は10月になり、これが例年ならば最後の開催になる訳だから年内の再開は厳しいと考えるのが妥当かもしれない。とにかく今は事の成り行きを見守るしかないだろう。そして事務局にはその「事の成り行き」をしっかり「見える化」していってもらいたい。そら誰もが自分にとって不利益なこと、不名誉なことはできるだけ隠したいものだし、また様々な事情で表に出来ないこともあるのは承知の上だ。だが、事務局はサークルにせよ一般参加者にせよ「参加者」に対して自分たちが今回の事件に対して今何をして、何をする予定で、結果的には何を目指すのかをはっきりさせねば参加者達の不信感を煽るだけだしなにより参加者達がそれだけ不利益を被ることになるのだ。ヲイラ達は商売だからという話もあるがひとたび顧客に対して事故を起こせばそれこそ分単位で顧客に状況を説明し、今後何のために何をして、何を目指すのか明らかにしていくことを強いられるし、それが顧客に対する義務であるとも思っている。何か解らぬが何かやっていて最後に結果だけはいこうなりました、では顧客から永久に出入り禁止を食らうのが火を見るよりも明らかである。繰り返すようだがサンクリは今や別格であるコミケを除くと首都圏では最大規模のオールジャンル系同人誌即売会である。規模の大きさが責任の重さと等価であるとは一概には言えないが、責任の重大さを今まで以上に感じつつ事に当たって欲しいし、また再び信頼を勝ち得るまでには長い道のりが待っているであろうが、逆風に折れることなく再び立ち上がることをヲイラは望んでいる。
さて、当面は4月開催が中止になったサンクリの余波はどうなるのかということが気になるが、どうもCOMIC1がある程度その受け皿になってくれるようで、会場の拡大、募集サークルの受け入れ枠増加などと素早く動いてくれているようである。この辺はさすがは現在コミケ代表の1人でもある市川氏の手腕が発揮されているなとも感じる。もちろん別の要素もあるだろうが。まぁ、そうなると今回のCOMIC1はいろんな意味でかなり大変なことになりそうだが、どうせ参加はするのだからその辺は腹くくっていくしかあるめぇ、という感じである。というかその前に今週末のコミティアにまずはしっかり参加しなければ。さすがに今度は調子が悪いから少し遅れて、という訳にはいかない。時間はないが体調を整えてなんとか良いコンディションでイベントに臨みたいものだ。

そしてその後のことはその後考えることにする。正直今は来るべきものに備えるというよりも来たら来たとき考えて、先のことは先にすればいいという感じで日々を過ごしている。
どうせそれほどじっくり考えて生きるほど価値のある人生ではないのだ。たとえ誰かに明日お前の人生は終末を迎えるのだと言われてもあまり驚嘆も悲嘆もしないように感じる心境の今、ヲイラに出来るのは地べたに這いつくばって生命を奪いながら生命を長らえることだけだ。そんな人生を少しでもいい、後に死にたくなるような地獄が待ち構えているのだとしても今は心安らかに生きていければそれでいい。どうせ生きるということは死にたくなるような絶望と隣り合わせだ。そんな絶望と紙一重の上でヲイラは生きている。今日も。また明日も。永遠の暗闇がヲイラを迎えるまでそんな人生を生きていく。ならば今日くらいは楽しんだっていいじゃないか。そして明日も楽しめるなら明日もそうすればいい。「終わり」が来るまでヲイラはそうやって生きていこうと思う。

さぁ、また明日も生きていればいいな。