64年ぶりですか。

さて、実は昔だったら絶対に参加しているイベントがあった訳で。
それは何かと問われれば
「天下のサラブレッド4歳馬*1〜今日はダービーめでたいな♪」
ともうたわれた東京優駿、いわゆる「日本ダービー」の日なのでした。
で、ヲイラはここしばらく競馬からちと距離を置いていたせいか「今日がダービーの日」ってのは覚えていたんだけど、洗濯とかやって気がつけば既にレースはとっくの昔に終わっててTVの生中継さえ観戦しなかったというていたらくさ。まったく昔は毎週のように中山(競馬場)へ通っていたというのに。人は変われば変わるもんですなぁ。
それはそれとして、で、結果は気になるので「結果はどうだったのかなぁ。やっぱりフサイチホウオーが勝ったのかなぁ」とか思いつつネットをのぞいたら、なんとたった1頭、牝馬の身でありながらダービーに参戦したウォッカが優勝していたとは。
ダービーで牝馬が優勝したのは1943年のクリフジ以来実に64年ぶりということだから「戦後初の牝馬ダービー馬」ということになりますな。
で、それでもウォッカ自身はそこそこ人気になっていたんだけど、2着に人気薄のアサクサキングスが入ったもんだから「今年のGIは荒れまくり」のパターンにはまったか三連単はなんと200万超え、馬連馬単もどマンシューという大荒れの結果に。こりゃウォッカから総流しでもしてないと当たらないわ(苦笑)
ちなみに知っている人には釈迦に念仏だけどウォッカの父親は2002年のダービーを制したタニノギムレット。「父子でダービー制覇」というのは過去にも何度か例があるんだけどよもや「子が牝馬」ってパターンは初めてではと。ヲイラも聞いたことないし。これもインパクトでかいねぇ。
これでウォッカヒシアマゾンダンスパートナーに続く「女傑」(一般には「女傑」というとヒシアマゾンのみを指すことが多いけど)の仲間入りですかね。今後はどうすんだろ。父親が目指して叶わなかった菊花賞へ行くのかな。父親はどっちかというとマイル前後を中心に使われてたから距離的な懸念もあるけど、ダービー制覇も成し遂げているし、父親のタニノギムレットは言わずと知れた三冠馬ナリタブライアン菊花賞を制して後に3000mの阪神大賞典で下り坂だったとはいえナリタブライアンと死闘を演じたマヤノトップガンを輩出した割とスタミナのあるブライアンズタイムの血を引いてるからなぁ。距離的にもこなせる気もするんだが。凱旋門賞挑戦のプランもあるらしいけれど、ここは菊花賞でも牡馬相手に強いところを見せて「新・女傑」となって欲しい気もするかな。とはいえ、父親のタニノギムレットもそうだったようにとにかく無事でなければ菊花賞凱旋門賞もへったくれもないので無事夏を過ごして欲しいもの。さもなければ秋華賞からJCのルートも面白いかな。無難と言えば無難だが、ブライアンズタイム系の馬は乗り込んで身体を作るタイプの馬が多いからやっぱりレース間隔を考えたら菊花賞の方が良いなぁ。

何はともあれ、大きいのから小さいのまでインパクトのある一日でした。
明日からはまた仕事かぁ。こっちは変なインパクトがありませんように。

*1:昔の歌なので「4歳馬」なのです。今なら「3歳馬」ですね