小悪魔の無邪気と大人の狡猾。

そういえば昨日は「Pumpkin Scissors」と「BLACK LAGOON The Second Barrage」をリアルで続けてみたんだけど、どっちも色々考えさせられる話だったな。ま、どっちの話にしても言えることは

大人ってのは子供以上に我が侭でひどく狡猾な生き物だ

ってことだろうか。そうでない人間も世の中には沢山いるんだろうけれど「強い人間」ほど我が侭も狡猾さも図抜けている、っていう図式は人が大人になる以上どこかしらに持ち合わせているものなのだろう。「悲しみの数だけ人は強くなれる。人は優しくなれる」っていう逆の図式もまた真なりなのだけれど、大人になる過程でルーレットを転がる玉が赤に落ちるか黒に落ちるかのような、ほんの些細な出来事でどちらの道をたどるか決まっていくものなのだろうな、という気がする。
だからって訳じゃないがヲイラは昔から「大人になるより聞き分けのいい子供のように生きたい」と思ってきた。が、世の中はどんな形にしろ人を大人にする。そう要求する。拒めば社会からはじき出されてどんな形にせよ「無かったもの」にされるしかないのが実情だ。

ま、「世の中そんなに甘くはない」。ただそれだけの話なんだけどね。
ヲイラ、不器用なくせして頑固だからなぁ・・・それもまた人生か。