ぐつぐつ鬱々。

コンピュータは人間に忠実である。
正確に言うと「人間が打ち込んだコード」に忠実である。
ここで気をつけねばならぬのは、あくまでも忠実なのは「人間が打ち込んだコード」であって「人間の意図」に忠実ではないということだ。
だからコンピュータのプログラミングというのは面白いとも言えるのだが、ここ最近、この手の作業はヲイラには向かないのではないかという気がしている。
というより、プログラマでないヲイラがなんで1Kステップ超のプログラムを必死こいて組まなきゃいけないのか不思議でならないのだが、それはそれとして、こういう作業はヲイラのような気性の激しいタイプの人間には合わない作業だと思うようになっている。
なぜなら打ち込んだコードが自分の意図通りに一発で動くことなど、よほど小さいプログラムでもない限りそうあり得ないからだ。
そして、意図通りに動かないのはなぜかを調べ、コードを追っかけ、原因を突き止めて修正する。これの繰り返しである。
これが数回で済む話ならいい。だが、来る日も来る日も同じことをやり続けてくるとだんだん精神的に負担がかかってきて、四方八方を壁でふさがれたような気分になってくる。いわゆる「煮詰まる」という状態だ。
しかも、ヲイラの場合とにかく気性が激しい(そうでなければメンヘル系疾患にもならないだろう)がゆえに、精神的な負担はかなりのものになってくる。
もちろん、気分転換とかはするのだが、今は何しろ薬の手放せない病人である。正直言ってだんだん周りの音がうざったくなってくる。こうなると危険信号一歩手前である。
本当ならばそんな時は気分転換を兼ねて近所のコーヒーショップとかファーストフードの店とかでリストを持ち込んでデバッグをしたいところだが、昨今の事情でこの手の文書は機密書類扱いなので簡単に外に持ち出せない。持ち出したければ上長の許可と書類とそれに伴う諸手続が必要になる。気分転換などできようはずもない。
てなわけでとりあえずはまずモニタの前から離れて外の空気を吸うことが唯一の気分転換法なのだが、それでもそのまま定時になったらさようなら、という訳にもいかないので当然の事ながらまたモニタの前で自分の意図通りに動かないコードと格闘を始めることになる。気分転換にしても「病人だから」という言い訳をつけてもせいぜい30分が限度である。こうなるともう気分的には三連休で目一杯取った休養もどこへやら、陰々滅々とした気分でモニタの前でコードとにらめっこすることになる。
正直、ちょっと今はやばいな、と感じている。
そして明日もまたコードとの格闘が待っている。
どっちが先に倒れるか。それはマシンだけが知っている・・・とか言っている場合じゃぁない。こっちが先に倒れてしまってはたまらない。いよいよとなったらいよいよの準備だけは備えておこうと思ってはいる。その時間があるかどうかも怪しいが。
とりあえずなんかホントに昨日まで三連休だったのかと思えるくらい煮詰まってるので今日はこんだけ。ってそれなりに書くことは書いてるな。何か知らんけど。
・・・多分煮詰まっている気分を吐き出したいのだろう。ホントにヤバイ感じだ。