忘れられないもの。

ヲイラがヲタクちゃんというのは関係各方面はよく分かっているだろうし、どのくらい関係各方面以外でこの日記を読んでる人がいるかはわからないけれど、とにかくヲイラがヲタクちゃんだということはすでに周知のことだと思う。
で、ヲイラにはアニメ方面では今でも忘れられない4本の作品がある。
一つ目は「劇場版 超時空要塞マクロス」。今までの中で一番回数を見た映画であり、また「飯島真理」という人物の存在によりある意味声ヲタの第一歩を踏み出した作品でもある。板野サーカスも最初見た時は「うわー!すげー!すげー!」と興奮の連続だったしね。
二つ目は「プロジェクトA子」。劇場公開時に併映されたのが「くりぃむれもん −亜美・それから−」だったためか興行成績はふるわなかったと聞くが、今ではそうそう見られない縦横無尽に動きまくるキャラ、パロディのオンパレード、そして当時としては地位が低かったアニメとしてはかなり質の高い楽曲。これぞ「西島克彦の真骨頂」とも言える美少女アクションSFアニメである。また、この作品は伊藤美紀が新人でありながら主役に抜擢され、篠原恵美の事実上デビュー作でもある。あと、基本的に「大人の女性」を演じることが多い富沢美智恵が「脳みその後ろから声が出てくるような(今だと金朋センセイ的?)アッパラパー女子高生」という珍しい役柄を演じた作品でもある(以上敬称略)
ちなみにこの「A子」の続編である「A子2」は当時新宿東映でイベント的に早朝2回のみ上映され、ヲイラが「イベントに参加するために早朝外出をする」という点ではコミケに次いで2番目のできごとでもある。ちなみに2003年に出されたシリーズ全作品完全収録BOXは予約して買いました。まだ未開封だけど(笑)
三つ目は前にも書いたと思うが「機動警察パトレイバー」。ヲイラがこの作品の名前を出す時、その対象はもちろん今は俗に「アーリーデイズ」と呼ばれる第1期OVA版だ。ヘッドギア、特に押井守氏がスタッフとして参加していたことで色々と賛否両論の多い作品だが、ヲイラ的にはこれが「OVATVシリーズも含め初めて自分で金を出して買ったアニメ作品」であり、またその後の劇場版についても現在の日本・東京の姿に通ずるところが多く、ヲイラ的に「アニメ映画の最高傑作の一つ」であると思っている。
そして最後の四つ目は「ダーティペア」。当然といっては失礼だがこの場合は後に制作された「ダーティペアFLASH」は含まない。これも高千穂遥氏の原作はともかく、アニメはやはり「美少女アクションSFアニメ」の傑作だと(ヲイラは)思っている。
で、「ダーティペア」がなぜ忘れられない作品なのかというと、この作品がヲイラが「ビデオに全話収録し、完見した最初の作品」だからである。なにしろ外出した際にビデオの予約を忘れた時は帰り道を全力疾走で駆け抜け、なんとかビデオの予約を完了してそのままぱったりぶっ倒れたという逸話もある作品である。
だが、悲しいかな、「パトレイバー」と「ダーティペア」については今でも実家にテープがあるものの当時ヲイラがローンで買ったベータマックスに合わせてβ版(つーとなんか今だと「未完成作品」みたいな印象にとられかねんな(苦笑))を購入していたので、今やベータデッキが実家にもなくなり、当然自宅にもない現在の状況では実家からテープを掘り出してきても見られない、という悲しい現実があった。
そんなヲイラに突如降って湧いてきたのがダーティペアのTVシリーズとOVA(一部を除く)を全て収録したDVD-BOXの発売である。この告知はヲイラにとって実に衝撃であった。今まで何度見返そうかと思っても見返せなかったあの作品が見られるのだ。これを買わなきゃ嘘になる。だが今は先立つものが・・・と煩悶苦悶してほぼ一ヶ月。ホントにどうしてくれようかと思ったが、負けました(笑)

Amazonで注文しちゃった(笑)

さらに返す刀でVAPではなくバンダイビジュアルから発売されているシリーズのOVA「ノーランディアの謎」と「謀略の005便」も一緒に注文。しめて約36,000円なり。
やっちまったよーという感もあるが、やっぱり思い入れのある作品だけにここは外せなかったのである。まぁ、金額が金額だけに分割払いにすることになるだろうが、なんとか踏ん張って家計と両立させるようにしたいと思う。っていうか両立しないと大変だし。しかしFLASHはいらんかったからもう少し安くして欲しかったなぁ・・・
おまけ:
その後Amazonパトレイバーのアーリーデイズと劇場版も注文しちゃった(爆)
しめて約55,000円なり。さぁいよいよもってどうしてくれよう資金繰り。